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【12/27読売新聞記事より】
独自動車大手のフォルクスワーゲンが、高出力と低燃費を両立させる独自のガソリン車を2007年3月までに日本で発売する。排気量1・4リットルのエンジンで2・3リットル車以上とされる170馬力を出す。第1弾は小型乗用車「ゴルフ」となる予定だ。
価格はハイブリッド車より低く、現行の小型車に近い価格とする方針だ。ガソリンエンジンの能力を最大限引き出す技術で、新たな環境対応車として日本での定着を狙う。
新開発のエンジンシステム「TSI」は、燃焼効率の良い直噴エンジンに2種類の補助動力装置を積んだのが特徴だ。中・高速時にはエンジンの排気でタービンを回す「ターボチャージャー」がエンジンを補助し、低速時には燃料消費が少ない「スーパーチャージャー」が稼働する。二つのチャージャーが独自の電子制御システムで切り替わる。ガソリン1リットルあたり10キロ・メートル台半ばの燃費性能は小型車と変わらず、出力は中型車並み。電気モーターを使うハイブリッド車や電気自動車と違い、ガソリンエンジンの改良によって高出力・低燃費を実現した。
ワーゲンは欧州市場で低燃費のディーゼル乗用車を積極展開している。しかし、日本では黒煙を出すという負のイメージが根強いため、当面は新型ガソリン車でハイブリッド車に対抗することにした。
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